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若い力に期待
よく“雪が溶けたら何になる・・?”の問いに、“水になる・・、春になる・・、新しい旅立ちが始まる・・。”などの会話を楽しみました。若いころには、「春」は暖かさと共に快適さを運んでくれる季節でした。それが年齢を重ねると悲しいことに、花粉、黄砂、PM2.5だのと、いつのまにか体にストレスを加速させる季節の扱いになってしまいました。2月の下旬から頭痛、倦怠感など皮膚がカサカサになってしまいます。いつのまにか田舎育ちの私も都会型(?)のアレルギー体質になってしまったようです、とても残念なことです。
先ほど友人でNPO共育学舎を主催している三枝さんのブログを拝見して、ついに「村づくりプロジェクト」を開始することを知りました。以前に購入していた穏やかな川べりの土地に、多くの方が集まり、住むことができる大規模型の小屋を建設するとのことです。都会生活に疲れた人たちが、少しの時間でもホッとできる場として“スラムのような、とまり木の村”をつくるとのことです。今、クラウドファンディングのMotion-Galleryにプロジェクトを掲載しています。https://motion-gallery.net/projects/tomarigi 応援したい方、立ち寄りたい方、おいしいパンや野菜に魅力を感じている方、とまり木の村の住人になりたい方・・は協力をお願いします。
毎年春に、ぷろぼのでも多くの卒業生がでます。ほぼ2年間の教育・訓練を経て、めでたく就職が決まった方にとっては素晴らしい門出になります。卒業される一人ひとりの特性から、障がい者雇用をされる企業が、どのような方を望んでいるのかを判断する材料になります。要望されている特性はいくつかありますが、大まかに表現をすると「素直な方、正直な方」になります。企業にとって、採用後に成長の可能性が多くあることが重要な基準であると思われます。採用時に持っている技術や知識よりも“人間性”を重視している感を強くします。
このようなことから企業の採用の基準が変わってきていることを感じています。以前にはこのような採用の基準は大企業に見られた傾向でしたが、中小企業でも従来の即戦力から少し先の可能性、成長した将来の姿に期待していることを感じます。支援している私どもからすると、とてもありがたいことです。
卒業生を送り出す福祉施設では、彼らが65才の定年まで無事に勤めてほしいとの願いを持っています。そのためには就職後に企業が「育てる」姿勢があることが大切になります。