ブログ

福祉の目指すもの

福祉活動に本格的にかかわるようになって5年がすぎた。まだまだこの分野では”只の新人”である。私たちは奈良で障害福祉分野の中の就労支援事業を行っている、障がい者が一般就労するために必要と考えられることをメニュー化して訓練や教育活動を行っている。特に就業に必要な技術、なかでもIT技能を中心にワークサポートプログラムに力を入れている。この活動の直近の目的は、就労に必要な社会人としての知識や技能の習得である、その次は一般就職である。その次の目標や夢は”一人でも多くの方が元気に社会で自立した生活をする”これをサポートすることである。そのための一歩として総合的な技能の習得を支援している。ただ何事も一足飛びに”夢”を実現することはできない、だから目の前のことを大切にしたいと思っている。福祉の目指すものは、”自立した生活ができること”と言われているが、”元気に自立した生活ができること”だと感じている。この”元気に”があることが重要である。決して”文化的な生活”ではなく、”元気のでる生活”でなくてはいけない。それを私たちの福祉の真の目標にして日々の活動を行いたいと思っている。

Page Top