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奈良クラブ・吉田選手による特別講座!

11月25日(月)の午後、特別イベントとしてメンタルヘルス講座と体幹トレーニングを行いました。
講師は皆さんご存じ、奈良クラブの吉田大河選手です!!

メンタルヘルス講座は「サッカー中にイライラすること」を例に挙げて、
吉田選手が実際にされているアンガーマネジメント法を学びました。


さて、「サッカー中にイライラすること」ってどんなことがあると思いますか?
訓練生の皆さんがあれこれと推測したのが以下になります↓

 ・ボールをとられてしまった! → 相手選手にイライラ、また、ミスしてしまった自分にイライラ。
 ・理不尽なジャッジだ! → 審判にイライラ。
 ・観客席からのブーイング! → 周りの声にイライラ。
 ・監督に厳しいことを言われた! → 監督にイライラ。  などなど・・・

では、実際はどうなんでしょうか?吉田選手の回答は・・・?

☆自分にイライラしたら、周りの声を聞いて、切り替える!
 →自分の世界に入り込んでしまって、マイナスにマイナスに…とならないよう、
  周りの人からプラスの声をもらう。そして、試合の残り時間でミスを取り返す!

☆相手選手のプレーにイライラしたら、自分のプレーで変える!
 →相手を上回るプレーをして、逆に相手をイライラさせてやる!

☆審判(ジャッジ)にイライラしたら、「誰だって間違えるときはある」と考える!
 →文句を言っても、審判からの心証が悪くなるだけ。
  「次は見ておいてくださいね!」とやさしく声をかける!

☆監督やチームメイトにイライラしたら、「チームを良くするためにいってくれるんだ」と考える!
 →練習中の厳しい意見は、自分のためを想って言ってくれている。
  どうでもいい人だったらこんなこと言ってくれません。
  (ちなみに、試合中はプレーに集中できるよう、厳しい言葉は飛んでこないそうです)

観客席からの声はどーなの?と気になるところですが、実は試合中はまったく聞こえていないそうです。
なぜなら、集中しているから。逆に、観客の声が聞こえるときは集中力が切れいている時だそうです。
もしブーイングの声が聞こえても、それは「勝ってほしい」という気持ちがあるから。
だから、それは仕方ないことなのでイライラはしないのです!

~まとめ~
 イライラを、自分の方にばかり矢印を向けるのはよくありません。
 だからといって、相手に矢印を向けるのもよくありません。

 大事なことは、自分を客観的にみて落ち着き、切り替えていくこと。
 イライラの原因を判断して、次の行動に活かしていきましょう!

吉田選手は長年こうしてメンタルを保ってこられ、イライラすることがほとんどないそうです。
強いチーム、強い選手ほど、精神面も強いんだそうです。
吉田選手のアンガーマネジメント法を参考にして、目指せストレスフリー!(^O^)/


次は質問コーナー。毎年選手が数名入れ替わるのはなぜ?
そもそも、奈良クラブってどんなチーム?といった疑問にお答えいただきました。

最後は体幹トレーニングで締めです。
激しく動くわけではありませんでしたが、翌日筋肉痛になっていました(^_^;)

 

後日回収しました振り返りシートには
「とても勉強になりました」「自分を客観視は難しそうだけれど、やってみたいと思いました」
「またこんなイベントやってほしいです」といった感想が多数あり、大好評でした!

吉田選手、貴重なお時間ありがとうございました♪
(大向)

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