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プロボノ活動

プロボノ活動、ラテン語”pro bono publicoは公共のために”を意味している。USAでは法律家が専門の技能を活用して行うボランティア活動として、50年以上も行われている。近年日本でも企業の社会活動CSRが提唱され、NPOや市民活動も盛んになってきている。自分の住む国や地域のために、家族のために役に立つ活動がしたい、希薄になった住民意識をもう一度見直しみんなで一緒に活動がしたい、また専門化する職業分野で得た知識や技能をやりがいのある分野で役立てたい、そのような思いの現象のように考える。”人は一人では生きられない”この生き物としての本質から生まれた「共同意識」の再認識のようにも思える。
私たち「NPO法人地域活動支援センターぷろぼの」は4年前に発足し、奈良県で障害福祉活動を行っている。障がい者にパソコンや社会で生きるための技能訓練をしている。ここには一般企業でITやマーケの技能を駆使していたもの、市民活動をしていたもの、福祉の専門的な技能をもつものなど多くの人たちが”仕事”として働いている。私たちの目標は「障がい者の地域自立」である、障がい者が技能を習得して、地域で経済的に自立した生活ができるようにサポートすることである。”仕事”と”専門技能”と”やりがい”が一致した職場にしたいと考えている。採用の理由は”福祉に興味があること”である。これからみんなの協力を得て障害福祉から地域福祉へと活動を広げたいと思っている。知のボランティアであるプロボノ活動が奈良にも定着するように頑張りたいと考えている。

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