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サッカーで奈良を元気に

この2月からぷろぼので働く奈良クラブの選手が1名増えて3名になりました。さっそくグループ内に「奈良クラブ応援プロジェクト」が発足し、応援団長を担う職員を先頭に応援チームができました。14日(土)にJFL最初のホームゲームが奈良市鴻池グランドで開催され、ぷろぼのからも約60人が参加しました。選手の頑張りと12番目の選手になるサポーターの皆さんの熱心な応援で勝利を手にすることができました。試合後の選手とサポーターが一体化したラインダンス・・は最高に盛り上がりました。“♪奈良のたーめに・・”で始まる応援ソングはなぜか心にしみてきます。これから奈良クラブの活躍がたのしみです。

近年、地域の活性化のためにプロスポーツに期待する取組が多くみられるようになってきました。プロスポーツが地域にどのような経済的な効果をもたらしているのかを簡単に調べてみました。

平成22年の経済産業省関東経済産業局の「スポーツビジネスを核とした地域活性化フィジビリティ調査」のJリーグに関する項目では、「近年、多くの雑誌にプロスポーツの経済効果に関する記事が掲載されている。 特に現在もチーム数が拡大途上であり、今後の新たな市場の開拓が期待されているJリーグについては、様々な機会に経済効果の試算が公表されている。Jリーグのチームが地域に及ぼす経済効果では、例えば べガルタ仙台(J1) の経済効果は、約 41 億円となり、内訳は雇用者数 374 人、税収 約 8,000 万円、スタジアム改装経費約4億 1,000 万円などになっている。またJリーグ運営の主な収入源は、営業収入、広告収入、入場収入、リーグからの分配金となっている。

地域活性化の効果については、J1やJ2、J3、JFLによっても、また地域によっても大きな差がありますが、大切なことは、地域住民の参加意識であり、ホームチームの観客動員数にその期待度が表れます。仙台や新潟、松本市のチームの観客動員数は驚くべきものになっています。一試合に2から4万人が集まりますので、住民数比率では約1割前後の動員数になり、地域を活性化するための大きな役割を担っているといえます。

ちなみに14日の奈良クラブのホームゲームの観客数は1062人でした、奈良市民34万人からすると、まだまだですがこれから期待が持てますので、1試合3万人を目標に、みなさんで動員を呼びかけたいものです。奈良クラブが大仏と鹿に並んで、奈良を代表する日が来ることを目指します。

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