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キャリアデザインの本質
数年前からライフワークバランス(暮らしと仕事の調和)が言われるようになってきた。私たちが人生をどのように生き、そのために仕事がどのような役割を果たすのか、考えるきっかけになった。また企業も労働効率や労使一体化経営などの観点から、社員の健康管理に始まり、生き方まで注意を払うようになった。近頃ではストレスが原因なのか、うつなどの症状を訴える社員が出てきており、医師の態勢からリハビリ、職場復帰までの支援制度を準備することも聞かれるようになった。原因は多岐にわたると思うがその1つに人生の夢や目標を失ったことが考えられる。以前は、若者に夢を聞くと、スポーツ選手や芸能人、政治家、学者や専門家になりたい、家族を幸せにしたい、国や地域を豊かにしたい・・などの夢が多く聞かれたが、今は”特にない・・””普通に生活ができればいい・・”であり、今からどう生きるか、夢を求めて、”自分探し・・”をしているように思われる。社会状況、教育、家庭環境、政治などなど、原因は考えられるが、それでももう一度彼らに”生きる夢”を持ってもらいたいと強く思っている。特に先天性の障がいや若くして障害をもった方たちもは、夢を持って生きることをあきらめているように感じる時がある。決して自虐的にならずに目の前にある小さなことからコツコツとやっていくことでからなず大きな夢が持てるようになることを教えたいと思っている。わからなければ知る努力をする、できなければ少しでもできるようにする、命がある限り前を向いて進んでいくことがキャリアデザインの本質だと考える。