事業目的

1.方針と目標

訓練生お一人お一人の「希望や目標」、「性格や思い」、「障害特性」を考慮して、就労に向けた総合的な支援を行います。

    • ① 長所を伸ばす支援・・・「自己理解」から、取り組むべき課題と回避する特性を知ります。
    • ② 障害特性の相互理解・・・訓練生とスタッフが訓練内容と目標を共有します。
    • ・障害についての受容と肯定
    • ・社会人及びビジネスマナーの理解
    • ・コミュニケーション力の育成
    • ・PCなど情報技術の習得

2. 働くとは

①就労支援で目指す「一般就労=仕事」とは

「仕事」とは、個人的、社会的、経済的などを目的とした「相対的な労働」であり、収入目的だけの労働だけではありません。

    • ・経済的な実現(生活及び社会活動の資金の確保のため)
    • ・自己的な実現(自分を生かす、やりがいを感じるため)
    • ・社会的な実現(社会人の責任、住みやすい地域社会づくりのため)

    ②ライフワークデザイン(キャリアデザイン)

    仕事や活動、生活を通してどのような生き方を望むかを具体的に夢や目標(身近なものを”目標”とし、長期のものを”夢”とする)として計画することを「ライフワークデザイン(キャリアデザイン)」といいます。

    • “あなたはなにを目標に仕事がしたいですか・・・”
    • “あなたは仕事を通じてなにを実現したいですか・・・”
    • “あなたはどのような仕事ができるようになりたいですか・・・”
    • “あなたは一週間に何時間働きますか・・・”
    • “あなたはどのような人生を過ごしたいですか・・・”

    ③就労支援の成果

    就労支援とは、「就職決定」及び「就職準備ができたこと」であり、継続して仕事に従事できることだと定義しています。
    「就職」とは、アルバイト、パート、ボランティアなど「時間や役割、収入の有無などがあらかじめ決っているもの」としています。

    ④就労支援の計画と評価

    訓練生個々のライフワークデザイン(キャリアデザイン)を考慮し、職業能力評価プログラムに記載されているチェックリストで客観的な評価をします。それを基にして社会的生活、就労的生活、就労技能などの訓練成果を評価して、今後の個別支援計画に反映していきます。

3. 自立生活とは

自立のための3つの要素

 人は仕事を通じて、社会的に成長していくものです。社会で生きていくために身につけなければいけないものは、社会性です。「対人性」、「技能性」、「勤勉性」で構成されますが、大切なことは、相手を思いやる優しさです。いくら言語力に長けていても、心の通わない言葉では、気持ちや思いが伝わることはありません。職場などで、上司の指示の理解や同僚との業務の調整など、会話力は、相手に伝え、自らも正確に理解するために必要となります。

経済的な自立

 成人になれば、できれば社会で仕事をして、経済的に自立した生活を送ることが望ましいことです。

 年額目標を200万円に設定しています。内訳は、障害年金と給与、福祉サービス支援です。標準の方で、障害年金は79万円+給与は100万円+福祉サービス支援20万円 です。これを上回ることができるように、総合的な支援体制を整えていきます。

4. 町づくり活動

「ソーシャル・インクルージョン」から始める活動

 これは、地域社会の全ての人々が健康で文化的な生活が実現できるように、社会の一員として互いに包み合い、支え合う理念です。現代では主に地域型エコノミー(社会的起業)の概念を付加し、地域性や個々の特性を活かした共生型の包摂社会を目指したものとなっています。

 障害者も地域で普通に生活をしています。ですから自立生活について、障害福祉の分野だけで試行錯誤するのではなく、社会を構成する“住民、教育・医療・企業、行政”などと連携した取り組みが大切になります。広く社会に生きる全ての人たちと協力し合うことで、実現に近づけるものだと考えています。
障害者の自立は、“与えられることから、与え合うこと”であり、全ての社会要素との相互扶助が基本になっています。

施設の見学やはじめての方のパソコン講座など、
お問い合わせは、事務局 増本まで